カルバマゼピンと脳挫傷とアレルギーについて

カルバマゼピンは、てんかんの発作を抑える治療薬の成分として有名です。
てんかんの部分発作では、感覚異常や無反応、自律神経失調など様々な症状が出ます。
カルバマゼピンは、部分発作に対する効果が高いのです。
カルバマゼピンは、脳の神経の興奮や気分の高ぶりを抑えるため、躁うつ病などの精神疾患の治療にも使われます。
人間の脳は、神経細胞が電気信号によって連絡を取り合っています。
しかし、何らかの原因により電気信号の調和が乱れると、けいれんが起こったり、意識を失ったりするなどの症状が出てきます。
このような発作が繰り返し起きる場合、てんかんと診断されることがあります。
てんかんの約8割は、18歳以前に発症しますが、最近では、高齢化によって脳出血や脳梗塞などに伴うてんかんの発症も増えています。
てんかんの診断において非常に重要なのは、脳波の検査です。
脳波の検査は、頭に電極を付けて脳の電気信号を検出します。
CT検査やMRI検査も重要で、脳の中に脳腫瘍や脳梗塞、脳挫傷がないかを調べます。
また、血液中のカルシウムやナトリウムが減ると、けいれんが起きやすいため、血液検査も行われます。
てんかんの薬を服用している場合は、薬の血中濃度を測定して、薬の量が適切かどうかを調べます。
てんかんの治療は、薬物治療が中心で、適切な薬を服用すれば、ほとんどの人は普通の生活ができます。
ただ、アレルギーがある人は、服用前に医師に相談した方がいいです。
ストレスがあり睡眠不足だと、発作が起こりやすくなります。
できるだけ早く寝て早く起きる習慣を身に付け、質の良い睡眠を取ることが大事です。
てんかんの診断を受けていても、出産は可能ですが、てんかんの内服薬の中には胎児に影響を与えやすい薬もあるので注意が必要です。