カルバマゼピンと併用してはならない薬

カルバマゼピンはてんかんや三叉神経痛、躁うつ病の躁状態に対して有効な治療薬として知られていますが、服用する際の注意点も色々とあります。
その中にはカルバマゼピンと併用してはならない薬というのもあります。
それは、ボリコナゾール、タダラフィル、リルピビリンであり、これらの薬剤と併用する事で血中濃度が減少して作用が弱まってしまう可能性があります。
カルバマゼピンには代謝酵素を誘導する作用があり、その代謝酵素の活性に影響を与えたり代謝酵素の影響を受ける薬剤と併用する場合は注意が必要であり、今述べた三つの薬剤はカルバマゼピンの代謝酵素の誘導作用によって代謝が促進されてしまい、その影響を受けてしまうのです。
併用禁忌として明記されているのは以上の三つの薬剤のみですが、その他にも併用する際には注意が必要である薬剤もあります。
併用を注意すべき薬剤についてもいくつかありますが、ここではすべてを紹介する事は出来ないです。
カルバマゼピンは原則として病院で医師が診断した上で処方してもらう薬であるために、処方される際には医師の判断があります。
そのために、もしも他に服用している薬がある場合は事前に医師に伝えておく事が大切です。
きちんと伝える事によって薬を併用する事によるトラブルを避ける事に繋がるからです。
また、一人一人体質には個人差もある事から医師の判断で処方された場合であっても、何か異常を感じた場合はすぐに服用するのを中止して医師に相談するようにした方が良いです。
個人輸入でもカルバマゼピンは入手可能ですが、個人輸入で購入する場合は他に薬を併用している場合の相互作用の可能性までは面倒は見てくれませんので、事前に医師に相談した方が良いです。

カルバマゼピンを服用する際は喫煙・飲酒には注意

カルバマゼピンはてんかんの発作を抑えるための薬に含まれる成分です。
脳の神経に作用して興奮をしずめることでてんかんの症状を抑制する他、緊張の解消や痛み止めにも用いられることもあります。
カルバマゼピンを成分に含む薬剤を服用している場合、お酒を飲んだりタバコを吸ったりしないようにしましょう。なぜならアルコールと薬はどりらとも肝臓で代謝されるため、飲酒するとカルバマゼピンの代謝が阻害され血中濃度が上がってしまうからです。そうすると脳神経への抑制作用が通常の場合よりも強くなってしまいカルバマゼピンの副作用である眠気も強くなってしまいます。最悪の場合、重度のふらつきなどが生じる場合もあるので飲酒は極力ひかえましょう。
次に喫煙ですが、喫煙はカルバマゼピンの効果に影響を与えたり、てんかんの発症率を上昇させたりするという科学的根拠はまだ証明されてません。しかし、てんかんを患者に喫煙をしてほしくない理由があります。てんかん発作は気持ちが少し楽になったときや落ち着いたときに生じることがあります。喫煙者の方にとって気持ちが楽になった、落ち着いたときがまさにタバコを吸っている瞬間だという人は多いでしょう。タバコを吸っているときにてんかん発作を起こし、火のついたタバコを落としてしまいそれが火災につながることも十分に考えられます。タバコは健康に多くの悪影響を与えるため吸わないほうが賢明ですが、このような危険性も考慮するとてんかん患者は喫煙もやめるべきです。
てんかんの薬の成分であるカルバマゼピンに限らず、飲酒と喫煙はその他の多くの薬剤の効能に悪影響を与えます。なんらかの薬を服用しているときは健康と安全のため飲酒と喫煙はひかえたほうがいいでしょう。