カルバマゼピンとブプロピオンと呼吸について

てんかんは、脳の神経細胞が一時的に異常な電気活動を起こすことにより発生します。
しかし、一過性であることが多く、発作が起こった後は元の状態に回復します。
大部分の患者が、適切な薬を服用することで、普通の生活を送ることができています。
てんかんの診断で重要なのが脳波検査で、頭に電極を付けて検査します。
脳の中に脳腫瘍や脳梗塞、脳出血がないか調べるのが、MRI検査とCT検査です。
血液の中のナトリウムやカルシウムの量が減ると、けいれんが起きやすくなります。
そのため、血液検査も行います。
てんかんの薬を服用している場合は、血中の濃度をチェックして、内服量が適切であるかどうかを調べます。
抗てんかん薬には、さまざまな種類があります。
てんかんの種類によって、適した抗てんかん薬を使う必要があります。
部分発作に用いる薬として有名なのが、カルバマゼピンを成分とした抗てんかん薬です。
カルバマゼピンは、てんかんだけでなく、躁病や三叉神経痛にも有効です。
最近は、禁煙をするために、禁煙補助薬を使う人が増えています。
禁煙補助薬としても知られているブプロピオンは、てんかん患者、過食症、拒食症、脳腫瘍のある人は服用すべきでないと言われています。
ですから、てんかん患者で禁煙を考えている人は、注意が必要です。
身近な人がてんかんの発作を起こした場合、まず冷静になることが大事です。
けいれんが起こっている場合は、下あごに手をあてて、上に押し上げて気道を確保して窒息を防ぎます。
そして、けいれんが終わったら、呼吸が戻るのを待って、意識が回復するまで静かに寝かせておいてあげます。
窒息や嘔吐を避けるため、発作が終わった直後は、水を飲ませることは避けた方がいいです。