60代にもリスクのてんかんで突然死とカルバマゼピン

脳における神経活動の異常な興奮によっておこるてんかんの発作は端からみるとけいれんを起こしているだけに見える場合もあります。しかし、てんかんになるとその発作が繰り返し起こってしまってひどい場合には突然死に至る場合もあるとされています。乳幼児期に最も発生しやすいということが知られており、大半の人はこの時期にてんかんであるということが発覚します。そうでなくとも多くの場合には10代の前半頃までには発症します。しかし、最近では成人になってから発症したり、高齢者になってからは発症したりする例も増えてきていることから、いつ起こるかわからないというリスクを誰もが負っている状態になっています。特に60代ともなると突然死を起こすリスクが高くなることを理解しておかなければなりません。てんかんによる突然死の多くは睡眠中に起こっており、寝ている間に呼吸を抑えてしまって死亡するリスクがあるのです。しかし、統計による調査ではうつ伏せで寝ることにより死亡してしまうことが多いとされており、意外なことに40歳未満でのリスクの方が高いとされています。しかし、60代ともなると別の原因で死亡してしまうリスクもあることから突然死が起こらないように家族が見守ることが大切です。特に発作を抑えていくことは大切であり、そのために治療薬を使用していくことは厭わないほうが良いでしょう。カルバマゼピンはその治療薬の一つとして部分発作に対してよく用いられます。予防効果が高いことから重宝されており、部分発作とわかるとまず最初に予防効果を試してみるのがカルバマゼピンとなっています。こういった治療薬でうまくコントロールができていると突然死のリスクも減ることでしょう。